映画『記憶にございません!』 感想
観ましたよ!
本日は、月曜日ということでauスマートパスプレミアスの恩恵を受けられる日です!!
映画が"1100円"(通常1900円)!ポップコーンセットが"320円"(通常680円)!
いや〜、au様様でございます。(auスマートパスプレミアム会員は月額”499円”が掛かるわけですが、それはよしとします。)
映画好きとしては行くっきゃないでしょ!😁
と、ゆうことで三谷幸喜作品の『記憶にございません!』を観てきました。
まずは予告動画をどうぞ
感想としては面白い!ただただシンプルに笑える!
頭空っぽにして、三谷ワールドに身を任せれば自然と笑っちゃいます。
周りのお客さんもよく笑っていた。
※以下ネタバレ含む
あらすじは省略して、感想をずらずら述べたいと思います。
記憶喪失なのに話がどんどん進む(笑)
話は中井貴一さん演じる黒田啓介(総理大臣)が記憶喪失になるところから始まる。
記憶喪失を知るのは、総理大臣と秘書官3名のみ。このことが明るみに出ないよう、黒田は今まで通り公務を全うするのですが、あまりにも自然に自分が総理であることを自覚し、あまりにも自然に会話劇が進んでいくのでストレスを全く感じませんでした。(笑)
普通、記憶喪失になれば自分が何者なのか戸惑うはずだし、時間をかけて何者かを分からせるシーンがあっても良さそうだが、序盤の5分〜10分後くらいにテレビに映る黒田啓介の演説を見て自分が総理大臣であることに気づく。序盤の導入シーンがスムーズなのがgood👍
そして、黒田は政治に関して何も覚えていないというのに、他の政治家さんと上手いこと話が噛み合っているシーンは笑えました。
(政治家)「あれは、あれなので、そのままあれで進めていいでしょうか?」
(黒田)「そうですね。あれで進めましょうか。」
黒田はこの時、”あれ”が何なのかさっぱり分かっていません。でも話はどんどん進んで行きます。(笑)
この映画は、シンプルかつスムーズな会話劇が特徴でありノンストレスで鑑賞できます。
人は生まれ変わろうと思えば生まれ変われるという話
黒田は、記憶喪失前は自分のことやお金のことばっかりを考える史上最低の総理だったわけですが、記憶喪失後は色々な人に対して誠実に対応します。
ネタバレになりますが、黒田は途中から記憶を全て取り戻しているのですが、記憶喪失のフリをして一貫して誠実な対応をとります。黒田は生まれ変わるきっかけが欲しかっただけなのです。
この映画を観終わって、ふとこのフレーズを思い出しました。
今日はゾウ 明日はライオンてな具合に
心はいつだって捕らえようがなくて
そんでもって自由だ
Mr.Childrenの『I'LL BE』 という楽曲のフレーズです。
人はいつだって生まれ変われる。それは私も信じているのですが、中々難しいもので転職活動における面接でも明るいキャラを演じようなんて思うのですが、結局いつもの自分が表面に出てくるので、変わるっちゅうのは難しいと感じる今日この頃です。
きっと黒田は、自分とは違う存在に憧れを持ち、その存在に生まれ変われると信じ続けていたのでしょうね。生まれ変わるきっかけが記憶喪失でイレギュラーでしたが、上手くそのきっかけを利用していました。すごいですよね。見習わなくては😅
内閣支持率
映画序盤:内閣支持率2.3%
映画終盤:内閣支持率2.8%
黒田啓介が生まれ変わったというのに、0.5%しか上がっていなかった。(笑)
支持率を上げるのは難しんですねぇ〜😂
結論としては、今年一番笑った映画であり満足感のある映画でした。
まだ観ていない方は是非!