映画『イエスタデイ』 感想

こんにちはtorimilarです。

先日、映画『イエスタデイ』を観てきたので簡単に感想を綴りたいと思います。

 

まずは、予告動画をどうぞ!


映画『イエスタデイ』予告

 

※以下ネタバレ含む。

あらすじを黒字、感想を青字にしています。 

感想

観終わった感想としては一言、観てよかった!👍

ハッピーエンドで終わるためひじょ〜〜〜ぉ〜に気持ちが晴れやかになります!🥰

この映画の前は『ジョーカー*1』を観たばっかりだったので、なおさら気持ちは大空に放たれた感じです😅

ビートルズの音楽が劇場内に大音量で聴けることがなによりも幸せ!耳が喜んでました。

また、ライブシーンがカッコよかったです。ライブシーンといえば、クイーンの軌跡を描いた『ボヘミアン・ラプソディ』でも話題になりましたよね。どちらもビックバンドを描いた映画であり、ライブシーンも心躍る気持ちにさせてくれますので、「退屈する」といったことはないと思います!

ボヘミアン・ラプソディ』はクイーンの歴史を辿ったドキュメンタリーに近い内容でしたが、『イエスタデイ』はファンタジーに近い感じですかね。ビートルズのいない世界で主人公のジャックがビートルズの音楽を世の中に伝え、ビッグミュージシャンへと成り上がる物語、その中には最愛の人エリーとのラブロマンスもあり、エリーの存在がすごくいいんですよね。

 

ジャック、アメリカへ発つ

突然の停電により、何故だか世の中からビートルズという存在が消えることに。

そういえば、ビートルズ以外にもコークやハリーポッター、オアシス、タバコなども世の中から消えていたけど、共通点はなんなんだろう。イギリス生まれのあってあたりまえの物が消えたのかな〜なんて思ったけど、コークやタバコがイギリス発祥って訳でもなさそうなんだよな〜。

 

ビートルズのいない世界(主人公はビートルズを覚えている)で、うろ覚えながら歌詞やメロディーを思いだして、ビートルズの名曲をエドシーランのライブで歌うことに。

どうでもいいことだけど、いくら好きなミュージシャンだからといって歌詞を思い出して曲を作るのスゲェーなと思って観てました(笑)ネットで歌詞検索できないから、鬼難しいだろっ!

 

エドシーランのライブで歌ったことで、「なんだこいつ天才かよ」的な称賛を浴び、エドシーランのプロデューサーにスカウトされることに、音楽で成功することを夢みていたジャックにとってとんでもないビッグチャンスが飛び込んできました。

ジャックには幼なじみのエリーがいました。お互いバリバリ意識しあっているのに、気持ちを伝えずにジャックはアメリカへと発ちます。エリーも地元で働きたい感じがあったので、二人でアメリカ!とはなりませんでした。

大学進学と同時に離れ離れになるから別れる感じですかね。知らんけど。

 

ラブロマンス

アメリカで一躍ビッグミュージシャンとなったジャック。

「エリナー・リグビー 」の歌詞を思い出すためにリヴァプールに行った矢先、エリーと再会することに。

ここで、ジャックはエリーに思いを伝えます。(よくやった!

そして、二人はいい感じの雰囲気となりラブロマンスシーンが!!!

しかし、エリーは一夜限りの関係は嫌だと拒みます。エリーは、ジャックのことを想い続け、ジャックの「愛する人」になりたかったのですが、ジャックが有名になりどんどん離れた存在になることで、「愛する人」枠には入れないと考えていたのです。

私は友達とこの映画を観ていたのですが、ラブロマンスシーンが終わると、私と友達は同じタイミングでジュースを飲んでいました。お互い、固唾を呑んでいました。(笑)

 

ひとりぼっち

リヴァプールでの作曲活動も終わり、アメリカでアルバムのレコーディングをすることに。そんな中、エリーから一本の電話が。その内容は、エリーに彼氏ができたとの内容でした。

いくら音楽で名声を手に入れても、好きな人と一緒になれないのは寂しいなぁ。結局人はひとりぼっちなのか。。。

ギルバート・オサリバンの「Alone Again(Naturally)*2

」を思い出しました。

Alone again, naturally

また一人ぼっちになった。当たり前のように

 

ジャックの誠実さ

ひとりぼっちとなったジャックは、エリーに彼氏ができたことを受け入れられないまま、ホテル屋上でライブを行うことになりました。

このライブシーンがかっこいいんですよね。ジャックがギターを持って、歌い出す瞬間はほんとのライブに来たみたいな感覚でした!

 

ライブ後、ジャックのもとを尋ねる二人が。この二人はビートルズのことを知っていて、ジャックに感謝をします。てっきり、ビートルズの音楽で有名になりやがってと怒られると思っていましたが、二人はビートルズの音楽を世の中に伝えてくれてありがとうと言います。

めっちゃいい人たちやん!と思いました。他のブログを見てみると、やっぱり似たような感想が、このブログ*3ではビートルズとともに負の感情も消えてると、映画に出てくる人が善良人ばかりと言っています。なるほど、私が感じた、いい映画観たーという感想は、悪人がいなかったからかと今更ながら思いました。

 

このまま、ジャックはビートルズ布教家として孤独な人生を歩むことになるかと思いきや、最後のラストシーンで驚きの行動に。

エドシーランのライブにサプライズゲストで登場したジャックは、正直にありのままに今まで作った音楽はビートルズが作った音楽で、自分の作った音楽ではない。ビートルズの音楽を広めたいだけだから、音楽は無料で提供する。と、そして誠実ジャックさんはその勢いのまま、エリーに告白を、偽りのない姿でエリーを「愛する人」と宣言したのでした。そして、告白は成功!!二人はハッピーエンドを迎えました。

 

最後に

単純にビートルズの音楽を利用して、富や名声に溺れていく映画だと勘違いしていましたが、全然違いました(笑)

私は、この映画を通してビートルズの偉大さを知りました。だって、劇中で流れる曲全部聞いたことある!ってなる曲ばかりで。。。劇中で「ビートルズのいない世界は、退屈だ」という名言が飛び出していましたが、ほんとその通りだなと、ビートルズはあって当たり前の存在すぎて、今まで気づかなかったけど偉大だ。

そしてエリーの存在。エリーも、ジャックにとっていて当たり前の存在。音楽で成功すればするほど遠い存在に。離れてわかるエリーの存在。ジャックが最後のシーンで、作った音楽が自分のものでないと正直に話したのは、エリーの存在を当たり前に戻したかったからだと思います。幸せはいつだって身近にあるんでしょうね。

 

次はなに観に行こうかな!